エイプリルグループの国連SDGコミットメント、インドネシア持続可能なビジネス賞を受賞


インドネシア持続可能なビジネス賞(SBA)の国連持続可能な開発目標ベストプログラム賞を受賞したことを発表しました。この度の受賞は、エイプリルグループ の事業活動の影響把握と戦略的な持続可能性投資活動の前進が認められたものです。

ジャカルタ(インドネシア)のマンダリンホテルで執り行われた授賞式において、エイプリルグループの事業部門PT RIAU Andalan Pulp and Paperのシホール・アリトナン社長が、インドネシア国家開発計画省バムバン・ブロジョネゴロ大臣とインドネシア持続可能な開発ビジネス会議(IBCSD)のシンタ・カムダニ委員長から賞を授与されました。エイプリルグループは、事業責任&倫理部門でも特別賞を受賞しています。

Sustainable Business Award

SBAベストSDGプログラム賞を授与されるPT RIAU Andalan Pulp and Paperシホール・アリトナン社長(右)、国家開発計画省バムバン・ブロジョネゴロ大臣、インドネシア持続可能な開発ビジネス会議Msシンタ・カムダニ委員長

アリトナン社長は言います:『当社の事業活動は従来から当社コアビジネス・ビジョン=5Cに沿っています。5Cとは、コミュニティ(Community)、国(Country)、気候(Climate)、顧客(Customer)そして企業(Company)の5者全てにとって良い方法で事業展開するという原則です。しかし、持続可能な開発目標の重要性は、当社ビジョンと、193か国が支持するグローバル開発枠組みとを整合させることにあります。すなわち、事業活動にこの枠組みを組み入れ一体化させることです』

『この度の受賞は、当社が一企業として、企業戦略と地方・国内・グローバル優先事項への当社の寄与を結び付け、実際に当社が影響力を発揮可能な現場での活動として実践していることが認められたことであり、喜ばしいことと思います。』

SBAは、IBCSDと専門的サービス企業PwCとのパートナーにおけるグローバル・イニシアチブで設置されました。狙いは、優れた持続可能なビジネス活動への意識を高め、責任ある持続可能なビジネスが企業、環境そして全てのステークホルダーにとって利益となることを実証することです。

今回の受賞は、エイプリル社とPwCとの合同による活動――SDGに照らした企業の社会・環境・経済的な貢献に関するベンチマーク作成――が評価されたものです。ベンチマークは最終的に、企業の意思決定、戦略およびプログラムの指針となり、事業展開する分野における持続可能な開発の推進に一助となります。この活動において、エイプリル社は、インドネシアの国・州・コミュニティレベルの優先的SDGの達成への貢献度を高めることを狙いとしています。

インドネシア持続可能な開発ビジネス会議のシンタ・カムダニ委員長は、次のように説明します:『民間セクターは、インドネシアの持続可能な開発のサポートに非常に重要な役割を担っています。IBCDSDの役目は、多様な業種の企業との協働により、持続可能性コミットメントの自社事業への組み込みを奨励することです。』

カムダニ委員長は続けて、『SBA賞は、エイプリルグループをはじめとしてインドネシアで事業展開する企業の多くが、 持続可能な開発 という命題や国連SDGのコンテクストにおいてパフォーマンス改善を特に重視していることの証です』と語ります。

エイプリル社は現在はPwCとの協働で活動していますが、以前はTanoto財団がUNDPおよびリアウ州政府と合同で、地方レベルにおけるSDG実施のガバナンス枠組み構築を進めました。2015年10月から2017年2月にかけてリアウ州で実施されたマルチパートナーによるパイロットプログラムでは、SDGが国の下位レベルの開発戦略&計画に組み込まれました。

エイプリル社は現在はPwCとの協働で活動していますが、以前はTanoto財団がUNDPおよびリアウ州政府と合同で、地方レベルにおけるSDG実施のガバナンス枠組み構築を進めました。2015年10月から2017年2月にかけてリアウ州で実施されたマルチパートナーによるパイロットプログラムでは、SDGが国の下位レベルの開発戦略&計画に組み込まれました。


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