エイプリル社、リアウ州で成功を収めているファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラムを拡大


発表しました

エイプリル社のインドネシア統括取締役トニー・ウェナスはゲストに語りかけ、火災鎮圧能力に対する当社の既存の投資に100万米ドルを追加して本プログラムの拡大を支えることを約束しました。これは、ファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラム参加者一人あたり約3万米ドル、ファイヤー・アウェア・コミュニティの村ひとつあたり約5千米ドルの投資に相当します。

プログラムの拡大は、9つの現地コミュニティが効果的に関わって2014年から2015年の一年間で焼失エリアを90%以上減少させた2015年度のプログラムの成功を認めるものです。この焼失エリアの減少は、リアウ州全体の低い火災発生率と一貫性があり、コミュニティリーダー、政府、企業、NGO間での効果的な連携と協力を反映しています。

特に2015年度のプログラムはカンパール半島周辺の火災を大幅に減少させることに貢献しました。これはファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラムによる火災の早期発見、積極的鎮圧、根本的原因に着目した防止といった要因の組み合わせの成果です。エイプリル社はこの取組みを足掛かりとして、2016年には火災ゼロを目指しています。

エイプリルダイアログ

開始イベントにて、リアウ州ペララワン地区長のH・M・ハリス氏とゲストたちにファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラム(FFVP)の拡大について説明するエイプリル社のルディ・ファジャール

ファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラムには、火災および煙害への長期的ソリューションを達成するよう考えられた5つの要素が含まれています。火災を出さずにいる村にはインフラ助成金が支給され、他にはコミュニティの消防団の指導訓練、持続可能な農業代替手段における支援、コミュニティの啓発と教育、大気環境のモニタリングが受けられます。プログラムには、火災や煙害による問題への最も効果的な長期的ソリューションは火災防止であるという当社の考え方が反映されています。

本年度のプログラムでは、昨年度までの内容に加え、複数のコミュニティから寄せられた比較的小規模な農業要件の理解を深め、また、消防団リーダーが火災管理コミュニティに与える重大な影響力を認識することで、彼らとの関与をより深めていくものとします。ファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラムは、NGOルマ・ポホンと緊密に協力を続け、年間を通じてさらなる市民社会へのサポートを確立することを追求します。

エイプリルダイアログ

2016年ファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラム(FFVP)の開始

ファイヤー・アウェア・コミュニティという新しい要素は、コミュニティに関与し、火災管理や火災防止の予備知識を提供するための初歩的レベルとして設計されています。火災鎮圧のための季節ごとの支援や特定のコミュニティグループとの幅広いコミュニケーション戦略を提供します。ファイヤー・フリー・ヴィレッジ・プログラムの次の仲間たちがこのグループから現われることが期待されます。


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